MP診断とは? 何が分かって、何がもらえるのか。作った本人が全部解説します
寝たのに、疲れが取れていない。体は元気なのに、何も決められない。そういう日の正体を「気合の問題」で片付けずに、測って確かめられるようにしたのが、この診断です。
この記事を書いているのは、無料の『キャラでわかる 心の体力(MP)診断』を作った本人です。この記事では、MPとは何か、診断で何を聞かれるのか、結果で何がもらえるのかを、中身まで全部見せながら解説します。
【画像: 16体グリッド図鑑絵 → mp-checker-app/app/assets/creatures/_hero_grid16.png】
心の体力(MP)とは
体力とは別に、心の体力があります。ゲームふうに言えば、HPとは別にMPがある。体は元気(HP満タン)なのに、人と話す気力がない、簡単なことが決められない。そういう日は、MPが減っているだけです。
MPの動きは、3つしかありません。
①その行動でMPが減る(消耗する)
②その行動でMPが戻る(回復する)
③やってもMPがほぼ動かない
シンプルですが、ここに罠が一つあります。同じ行動でも、人によって動きが真逆なんです。大人数の飲み会でMPが減る人と、逆に戻る人がいます。ひとりの時間で回復する人と、逆にしんどくなる人がいます。だから、他人の休み方をいくら真似しても、自分には効かないことがある。弱さではなく、型の違いです。
【画像: 同じ行動でも真逆の図 → mp-checker-app/docs/marketing/images/mp_magyaku.png】
つまり大事なのは「休むこと」そのものではなく、自分が何で消耗して、何で回復するのかを知っていることです。MP診断は、それを確かめるための診断です。
診断では、何を聞かれるのか
診断では、心の消耗と回復に関わる60のテーマについて、カードを選ぶ形式で答えていきます。実際の質問を、いくつかそのまま見せます。
人と数時間つづけて一緒に過ごした後——
「ひとりの時間で回復しないと次に進めない」か、「むしろ元気をもらって、そのまま次の予定に行ける」か渋滞・行列・通知の連打。あなたは——
「受け流せる」か、「じわじわ消耗・苛立つ」か立てた段取りが急に崩れる・割り込みで予定が狂うと?
「平気で組み直せる」か、「ぐったり消耗」か
性格テストにありがちな「私は社交的だと思う」のような抽象的な質問ではなく、全部こういう生活の場面で聞きます。渦中の自分を思い出せる質問でないと、答えが正確にならないからです。
60のテーマが見ているのは、大きく8つの観点です。
①性格の土台(人といて回復するか、消耗するか)
②考え方のクセ(ひとり反省会が止まらない、先回りの想像がふくらむ)
③刺激への敏感さ(音・光・人ごみ・誰かの機嫌)
④人間関係での消耗と回復
⑤仕事の負荷のかかり方(割り込み・締切・自分で決められるかどうか)
⑥回復のしかた(何をするとMPが戻るのか)
⑦生活リズムと体質
⑧限界が近い時に、何が起きるか
質問の数は、人によって違います。あなたの答えがはっきりしているほど、確認の質問が減って、早く終わります。途中保存ができるので、疲れたら中断してかまいません。登録も不要です。
答え終わると、結果が2つの層で返ってきます。①あなたの消耗のタイプを表す「キャラ」、②あなたの答えから組み立てる「あなた専用の取扱説明書」。順に説明します。
結果その1: あなたの心の体力タイプが、16体のキャラで出る
まず、あなたの消耗のしかたが、16タイプのキャラクターで出ます。
たとえば「カチコチくらげ」。自分のこだわりを大事にするのが幸せなのに、「その辺でいいよ」と妥協させられた瞬間に思考が凍りつき、夜のひとり反省会で睡眠ごと持っていかれるタイプです。ちなみに、作った本人がこのキャラでした。
【画像: カチコチくらげ紹介カード(OGP) → mp-checker-app/docs/share/ogp/IS-1_base.png】
【画像: カチコチくらげ四コマ → mp-checker-app/docs/marketing/manga/カチコチくらげ_四コマ.png】
16体、全員並べます。自分か、身近な誰かが必ずいるはずです。
- カチコチくらげ——「その辺でいいよ」と妥協させられた瞬間、思考が凍りつく
- もらい泣きクラゲ——隣の人の不機嫌や、SNSの悲しい話を、自分のことのように抱えてしまう
- ショートスライム——「急ぎで!」の割り込みで自分のペースを失うと、頭が真っ白になる
- びくびくチンアナゴ——返事待ち・結果待ちの、先が見えない時間で消耗する
- ひっこみガメ——横からの口出しと「進捗どう?」の連打で、静かにすり減る
- さわんなドラゴン——踏み込まれたくないことに無遠慮に踏み込まれると、逆鱗が立つ
- マグマモグラ——面白いことに没頭しすぎて、空腹も疲労も時間も忘れる
- おろおろビーバー——想定外ひとつで、完璧に組んだ段取りが崩れると立て直しに苦しむ
- おセンチぺんぎん——「これくらいでいいよね」に、「まだ良くなるのに」を飲み込んで消耗する
- ほっとけないシープ——ピリついた空気や元気のない人を見ると、「自分が何とかしなきゃ」が発動する
- レスキュー犬——「助けて」に誰より早く体が動いて、自分のことが後回しになる
- そなえリス——先が見えないことが何より苦手で、「念のため」の備えが止まらない
- かみつきライオン——進め方に口を出されたり、承認待ちで止められると、プライドが逆立つ
- せんびきオオカミ——仕事の丸投げや、頑張りへのただ乗りに気づいた瞬間、火がつく
- ニトロはむすたー——「まだまだいける!」で予定を詰め込み、疲れを感じるセンサーが麻痺する
- てんてこダコ——トラブルが同時多発すると、「自分が何とかしなければ」が一気に膨れる
【画像3枚並び: もらい泣きクラゲIS-2.png/マグマモグラIR-3.png/おろおろビーバーIR-4.png】
自分のキャラが分かると、「自分はこういう時に消耗する人間なんだ」が、名前と姿で覚えられるようになります。覚えられるということは、その場面が来る前に気づけるということです。
結果その2: あなた専用の「取扱説明書」が組み上がる
ここがこの診断の本体です。
16タイプの診断は世の中にたくさんあります。でも「あなたは◯◯タイプです」で終わる診断は、読んだ瞬間は楽しくても、翌週には何も残りません。同じタイプの中でも、何で消耗して何で回復するかは、人によって違うからです。
だからMP診断は、キャラを出して終わりにしません。あなたが答えた60のテーマから、次のことを組み立てて返します。
①何があなたのMPを消耗させるのか(あなたの上位の消耗の原因)
②何をするとMPが戻るのか(あなたに効く回復のしかたの順位)
③限界が近い時、あなたにはどんなサインが出るのか(危険信号の見分け方)
言葉だけだと伝わりにくいので、実際の結果に書かれている文章を3つ、そのまま抜粋します。
いつものクセが「増える」「強まる」、普段出ないものが「出る」。この変化が、警報です。
危険信号のパートです。「頭痛がしたら休む」のような誰にでも当てはまる話ではなく、あなたの平常運転のクセを先に特定した上で、そこからの変化を見張る、という書き方をします。
研究では、自分で決められるかどうかで、同じ負荷から受けるダメージの大きさが変わると分かっています。決められない環境に居ること自体が、常時発動のデバフなのです。
消耗の原因のパートです。60のテーマは、ストレスと回復に関する研究の知見をもとに設計しています。だから「なぜあなたはそれで消耗するのか」の理屈まで書けます。
「MPが戻る」と思っていないものが、一番効いている。今日から試す価値があります。
回復のパートです。あなたが「休みだと思ってやっていること」と「答えから見えた、実際に効くこと」は、しばしばズレています。このズレの発見が、診断を受ける実利のいちばん大きい部分かもしれません。
そしてもう一つ。同じキャラの人でも、この中身は変わります。あなたの答えから毎回組み立てるからです。
一つ、正直に書いておきたいことがあります。この診断の結果に、AIがその場で書いた文章は入っていません。同じ答えなら、何度受けても同じ結果が返ります。それから、診断が測っていないことは結果に書きません。「あなたは人に好かれます」のような、気持ちよくなるだけの文はありません。結果に書いてあることの根拠は、全部あなたの回答です。
よわみは、強みの裏返し。だからキャラは進化する
結果は、よわみを突きつけて終わりません。
どのキャラのよわみも、裏返せば強みです。もらい泣きクラゲの「感情をもらってしまう」は、「相手の気持ちに誰より早く気づける」。マグマモグラの「没頭しすぎる」は、「誰もたどり着けない深さまで考え抜ける」。
だから16体のキャラ全員に、よわみと付き合えるようになった先の「進化後」の姿がいます。もらい泣きクラゲは「かんのんクラゲ」に、マグマモグラは「けんじゃモグラ」に。名前だけ先に教えると、こういう方向に育ちます。姿と中身は、診断の結果で確かめてください。
【画像: 進化ティーザー(カチコチくらげ→?) → mp-checker-app/docs/marketing/images/evolution_teaser_kaisetsu.png】
ついでにもう一つ。結果には「なかまとの相性」も出ます。いちばん分かり合えるキャラ、おぎない合えるキャラ。身近な人と結果を見せ合うと、「あの人と噛み合わない理由」が型の違いとして見えたりします。
無料でどこまでできるのか
診断そのもの、キャラの判定、結果の中心部分(あなたという人・働き方・人間関係を語りかける読みもの)までは無料です。登録も要りません。結果を保存して後から見返したい場合だけ、無料の会員登録(メールアドレスまたはGoogle)を使います。
さらに深く読みたい人向けに、取扱説明書のフル版を買い切りで用意しています(現在準備中です)。仕事・人間関係・休み方・限界が近い時の4章のレポートで、あなたの回復のズレ(休みだと思っていることと、実際に効くことの差)まで踏み込みます。月額課金はありません。無料の範囲だけでも、自分の消耗と回復の型は掴めるように作ってあります。
よくある疑問に、先に答えておきます
「こういう診断って、当たるの?」
この診断は、あなたの未来や運勢を当てるものではありません。あなたが答えた60のテーマを、研究の知見に沿って消耗と回復の型に整理して返すものです。結果を読んで「当たってる」と感じるとしたら、それはあなた自身の答えがそこに映っているからです。
「疲れやすいのは、甘えなのでは」
同じ行動で消耗する人と回復する人が実在する以上、疲れやすさは気合や甘えの問題ではなく、型の違いです。診断は、あなたの型を確かめるための道具です。
「気分の落ち込みが続いていて、しんどい」
眠れない、食欲がない、落ち込みが長く続いて生活に支障が出ている場合は、この診断ではなく、心療内科やカウンセリングなど専門機関に相談する選択肢を持ってください。この診断は医療ではありません。
まとめ: 自分の型を、一度確かめておく
心の体力(MP)は、目に見えません。だから減っていても気づけないし、間違った休み方で戻そうとして、戻らないことに落ち込んだりします。
自分が何で消耗して、何で回復するのか。それを一度確かめておくと、予定の組み方も、休み方の選び方も変わります。
自分の型は、無料の『キャラでわかる 心の体力(MP)診断』で確かめられます。スマホでそのまま、登録なしで始められます。まず、16体の中に自分がいるか、探すところから始めてみてください。