人と話した後に落ち込むのはなぜ?一人反省会が終わらない3つの理由

人と話した後に落ち込むのはなぜ?一人反省会が終わらない3つの理由

話している間は普通でした。相手も笑っていたし、変な空気になった覚えもありません。それなのに帰り道で、さっきの自分の言い方が急に気になり始めます。あそこはあんな返し方でよかったのか。あの話、長すぎなかったか。夜になっても頭の中で会話が再生されて、一人反省会が終わりません。「人と話した後 落ち込む」と検索すると、気にしすぎです、マイナス思考をやめましょう、といった説明が並びます。分かってはいるけれど、それで止まったことがない人がいるはずです。

先に結論を言います。これは気にしすぎではありません。あなたが何かを言われたわけではないから終わらないのです。誰かに叱られたなら、そこで話は終わります。相手が黙ったまま帰った会話には、終わりを告げる材料が一つも来ません。判定するのが自分しかいないので、何回でもやり直せてしまいます。反省会が続く理由は3つに分かれ、どれが強いかで打つ手が変わります。この記事では、その3つをチェックリスト付きで分けていきます。

この記事を書いているのは、無料の『心の体力(MP)診断』です。心の体力、つまりゲームでいうMPが何で減って何で回復するのかを確かめられます。

キャラでわかる 心の体力(MP)診断の紹介画像。16種類のキャラクターから自分のタイプがわかる
無料の『キャラでわかる 心の体力(MP)診断』。結果は16種類のキャラクターで返ってきます。
診断はこちら

話し終わってから落ち込むのは、よくあることです

会話そのものは、たいてい問題なく終わっています。問題なく終わったからこそ、あとで確かめようがありません。相手がどう受け取ったかは、相手の中にしかないからです。

しかも落ち込みが来るのは、その場ではなく後です。一人になった瞬間に始まります。だから会話中は自分でも気づきません。楽しかったと思って帰ってきて、玄関で靴を脱いだあたりから急に苦しくなる人もいます。

似ているようで違うものが2つあります。他人が言った一言が頭に残る場合は、言われたことが頭から離れない理由のほうで分解しています。はっきり怒られた場合は、怒られると引きずる理由です。この記事で扱うのは、相手が何も言っていないのに自分の発言だけが残る場合です。

「気にしすぎ」と言われても、この落ち込みは止まりません

周りは善意で言います。誰もそんなこと気にしてないよ、考えすぎだよ。事実としては、たぶんそのとおりです。それでも止まりません。気にしすぎだと分かっていることと、確かめられたことは別だからです。

確かめられないものについて、人の頭は勝手に候補を出し続けます。止めようとすると、止まっているか確認するためにまた思い出します。だから「考えないようにする」は、この落ち込みに関してはうまくいきません。

しかも中身が一つではありません。同じ「話した後に落ち込む」でも、会話中ずっと自分を調整していて疲れている人と、自分の発言に自分で点をつけている人と、悪いほうの可能性を採用してしまう人がいます。三人に「気にしすぎだよ」と言っても、誰にも効きません。

そこで、もう一段だけ分けます。一人反省会が終わらない理由は、主に次の3つのどれかです。

人と話した後に落ち込む3つの理由(図解)
一人反省会が終わらない理由は3つに分かれます。どれが強いかで、打つ手が変わります。

理由①: 話している間ずっと調整している

まず、こんな質問から始めます。本音や素の自分を抑えて、求められる振る舞いをし続けると、苦にならないほうでしょうか。それとも、演じるほど消耗するほうでしょうか。もう一つ。機嫌が悪い日や気が乗らない日でも、場では普通にしていられるほうですか。それとも、取り繕うのにどっと消耗するほうですか。

この2つは、この記事を書いている診断で実際に使われている質問です。ここで後者を選んだ人は、会話の間ずっと細かい調整をしています。この話題は続けていいか、今の言い方は強すぎないか、そろそろ相手に振ったほうがいいか。話す内容と同時に、出し方を選び続けているわけです。

調整した回数が多いほど、後から点検する対象も増えます。全部その場の判断で出したので、正しかったかどうかが確定していません。会話が終わった時点で、未確認の判断が何十個も手元に残ります。反省会は、その点検作業です。

演じている最中にかかるコストのほうは、愛想笑いが疲れる理由で詳しく分解しています。この記事で扱うのは、演じ終わった後に始まる作業のほうです。

理由②: 自分の発言に、自分で点をつける

次に、この質問に反応する人がいます。締切が来たけれど自分ではまだ納得いっていない時、ここで割り切って出せるほうでしょうか。それとも、納得いくまで粘ってしまうほうでしょうか。もう一つ。細かい粗が残ったまま完成した時、誰も気づかないレベルなら気にせず次へ進めるほうですか。それとも、気になって手を入れ続けるほうですか。

ここで反応する人は、自分の出したものに自分で点をつけます。会話も同じです。相手が満足したかどうかとは別に、自分の基準で採点し直します。そして自分の基準は、たいてい相手より厳しく設定されています。

厄介なのは、この採点に合格点がないことです。相手の反応は変えられないので、証拠は増えません。証拠が増えないまま採点だけを繰り返すので、何回やっても同じところで止まります。やり直せてしまうから、終われないわけです。

この診断は、結果を16種類のキャラクターで返します。その中に、この夜を毎晩過ごしている一体がいます。カチコチくらげです。静かな場所で、細部まで自分が納得いくまで仕上げたい職人肌のクラゲ。口ぐせは「妥協って、痛いんだよ」。出したあとで、自分にしか見えない粗に気づいてしまった時、思考がカチコチに凍りつきます。その場は「わかりました」と飲み込めても、夜の布団の中で「あそこは、こうすべきだった」の一人反省会が始まり、朝までループして頭が冴えたまま眠れなくなります。自分がこのクラゲなのか、別のキャラなのかは、無料の診断で確かめられます。

カチコチくらげ(心の体力MP診断のキャラクター)
カチコチくらげ。口ぐせは「妥協って、痛いんだよ」。納得いかないまま出した夜、一人反省会が朝までループする。

理由③: 確かめられないので、悪いほうを採る

三つめは、この質問に反応する人です。大事な予定の前日、まだ起きていないことが気になって落ち着かないほうでしょうか。もう一つ。結果待ちの大事な連絡がある時、気にせず別のことができるほうですか。それとも、結果が出るまで気が休まらないほうですか。

ここで反応する人は、答えが出ていない時間そのものが苦手です。会話の後は、まさにその状態です。相手がどう思ったかは分かりません。分からないまま置いておくのが苦しいので、頭が勝手に答えを一つ選びます。そして選ばれるのは、たいてい悪いほうです。

理由は単純で、悪いほうを想定しておけば身構えられるからです。先に最悪を見ておけば、実際にそうだった時のダメージが少なくて済みます。備えとしては合理的なのですが、備えたところで相手の考えは変わりません。起きていないことに、先に傷ついている状態になります。しかも次に会うまで日が空くほど、想像する時間だけが増えていきます。

自分がどの理由で落ち込んでいるかは、無料の診断で確かめられます。3つのうちどれが強いかが分かると、手を打つ場所が一つに絞れます。

無料でMP診断をやってみる →

反省会を、頭の外に出します

会話がうまくなる練習はしません。会話は問題なく終わっているからです。変えるのは、判定する場所だけです。

理由①が強い人は、人と会った後に10分だけ何もしない時間を置きます。帰ってすぐスマホを見ると、調整のモードが続いたままになります。座って飲み物を一杯飲むくらいでかまいません。調整をやめる合図を、体の側で作るのが目的です。

理由②が強い人は、思い返した内容を紙かメモアプリに書き出します。頭の中に置いたままだと、同じ場所を何度も採点します。書いて外に出すと、そこで一度止まります。書いた後に読み返す必要はありません。出すこと自体が目的です。

理由③が強い人は、確かめる期限を決めます。どうしても気になる相手には、翌日に一言だけ聞いてしまうほうが早いです。聞かないと決めたなら、その日の夜までと決めて、そこから先は考えないと自分に宣言します。分からないままにしておく時間に、終わりの時刻をつけるわけです。

考えても答えの出ないことを頭が繰り返す仕組みそのものは、考えすぎて疲れる理由のほうで扱っています。

落ち込みが何日も続いて生活に支障が出ている場合は、心療内科やカウンセリングなどの専門機関に相談するという選択肢もあります。

細かく思い返す力は、そのままで大丈夫です

自分の発言を細かく思い返せるのは、相手をよく見ているからです。その場の空気や相手の表情を拾えない人には、そもそも反省会は始まりません。

MP診断のキャラクターには、消耗の先にある進化後の姿があります。カチコチくらげの進化後は、ダイヤモンドくらげです。進化の条件は、寝る前に頭の中の反省会をどこかへ書き出して外に置き、落ち着いてから眠れるようになったとき。

ダイヤモンドくらげ(カチコチくらげの進化後)。頭の中の反省会を外に書き出して置けるようになったとき。口ぐせは「ここまでは譲る、ここからは譲らない」。

磨き上げた透明な結晶の傘を持つ、静かな職人肌のクラゲ。細部まで見える目は変わっていません。違うのは、見えたものを頭の中に置きっぱなしにしないこと。夜の一人反省会は、翌日の一手に変える習慣になりました。気づく力はそのままで、置き場所だけを変えた姿です。

無料の『キャラでわかる 心の体力(MP)診断』は、20を超える心理学・生物学の研究に、60の測定項目を一本ずつ対応づけて設計しています。この記事に出てきた同じ場面の再生は反芻の研究(Nolen-Hoeksema)に、自分への採点は完璧主義の研究(Hewitt & Flett)に、それぞれ対応づけています。結果は占いではなく決まった計算式なので、同じ回答なら何度やっても同じ結果が出ます。

キャラでわかる 心の体力(MP)診断の紹介画像。16種類のキャラクターから自分のタイプがわかる
結果は16種類のキャラクターと、その進化後の姿で返ってきます。
無料で診断してみる

まとめ

無料でMP診断をやってみる →